「ひとりでも多くの方々に、カナダの素晴らしさを知っていただきたい」との思いを込め、2月11日から18日まで、東北電力グリーンプラザにおいて、若き写真家吉村和敏氏の手による、プリンス・エドワード島の写真展を開催しました。
今回展示した写真は、プリンス・エドワード島に魅せられ、十数年にわたって撮影を続けておられる吉村氏の40点の作品です。初日は、吉村氏ご本人が来場し、お客さまとプリンス・エドワード島を語り合ったり、お買い上げの写真集にサインをしたり、和やかな交流のひとときとなりました。『赤毛のアン』の世界をイメージして暖炉や椅子、キルトなどをしつらえた会場では、期間中たくさんのお客さまに、吉村氏の繊細かつ迫力ある作品を堪能していただきました。
同時開催のチャリティー販売コーナーでは、カナダトレードセンターのご協力のもと、メイプルシロップやクッキー、ジャム、革製品などを販売し、カナダの風土から生まれた名産品を多くの方々にPRすることができました。中でも、収穫期の一番はじめに採れる「一番搾り」のメイプルシロップは、大変希少であることから、多くの来場者の注目を集めていました。
なお、売上の10%の74,978円をアフガン難民支援のため、国連難民高等弁務官事務所に寄付いたしました。
「写真展の感想ノートのなかから」 |
●すばらしい風景のひと言です。アニメで見た風景が実写だとこうなんだあと、実際に島に行ったことがなくても感動いたしました。
●10代の時、アンと出会って以来、アンに勇気と元気をもらってきました。今もアンと友だちのつもり。いつかはアンの家にたずねていってみたいと思い続けて十数年。これらの写真をみているとアンの国にいっているみたいな幸せな気分にひたることができました。
●大好きな風景にたくさん出会え、心がほっとし、すっとしました。今年、実際その場所にたって、においや風など感じてみたいと強く思いました。
●写真に対する興味が深まりました。
●文明社会の代償として人間が失ってしまったものはあまりにも大きい。でも私の故郷に少し似ているこの写真、あれが憧れではなく当たり前になりますように・・・。 |
写真家・吉村和敏氏
プリンス・エドワード島に魅了され、島への渡航回数はこの14年間で70回以上を数えます。
Kaz-Home[吉村和敏氏のホームページ]
http://www.kaz-yoshimura.com/ |
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『光ふる郷 ~アトランティック・カナダの四季~』(幻冬舎)定価2,800円+税
カナダ東海岸のニューファンドランド州、プリンス・エドワード・アイランド州、ノバ・スコシア州、ニュー・ブランズウィック州が作品の舞台になっています。黄色や白の花々がどこまでも続く野原、オレンジ色の光につつまれる岬、夕空に映えるクリスマスのイルミネーション…。「カナダ始まりの地アトランティック・カナダ」の輝く風景が心に染みとおる写真集です。 |
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