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平成13年度定時総会開催

─クリスマスムード一杯 100名参加─常盤木学園高等学校音楽科による演奏にうっとり
 東北日本カナダ協会主催によるクリスマスパーティーは12月12日、仙台市の江陽グランドホテルで午後6時から8時、盛大に開催されました。黒田四郎副会長の挨拶、新本恭雄副会長の乾杯の挨拶に続いて、パーティーに入り、シャンペン、ワイン、食事と会話を楽しみました。
ビンゴゲームも行われ、サンタさん
からプレゼントが渡されました。
パーティーを盛り上げた常盤木学園
高等学校音楽科の生徒さん達。
 
クリスマスパーティーを大きく盛り上げたのは、常盤木学園高等学校音楽科の生徒さんによるピアノ、サキソフォン、電子オルガンの合奏でした。さらに、先生のピアノ伴奏と独唱による美しく天使の声を聴くような「ゴスペル」に全員が心洗われる心地となりました。大きな拍手がいつまでも鳴りやみませんでした。松良百合子先生、松良千廣先生に感謝いたします。
まさにクリスマスに相応しい交流会となり、カナダ人参加者もパーティーをエンジョイしておりました。
あちらこちらで会話も弾み、
和やかな雰囲気。
寄稿:東北日本カナダ協会幹事 佐藤元良(宮城学院女子大)MBA&MIE.



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写真展「赤毛のアンの世界~美しき島 プリンス・エドワード島」開催

大好きな風景に出会う

 「ひとりでも多くの方々に、カナダの素晴らしさを知っていただきたい」との思いを込め、2月11日から18日まで、東北電力グリーンプラザにおいて、若き写真家吉村和敏氏の手による、プリンス・エドワード島の写真展を開催しました。


 今回展示した写真は、プリンス・エドワード島に魅せられ、十数年にわたって撮影を続けておられる吉村氏の40点の作品です。初日は、吉村氏ご本人が来場し、お客さまとプリンス・エドワード島を語り合ったり、お買い上げの写真集にサインをしたり、和やかな交流のひとときとなりました。『赤毛のアン』の世界をイメージして暖炉や椅子、キルトなどをしつらえた会場では、期間中たくさんのお客さまに、吉村氏の繊細かつ迫力ある作品を堪能していただきました。


 同時開催のチャリティー販売コーナーでは、カナダトレードセンターのご協力のもと、メイプルシロップやクッキー、ジャム、革製品などを販売し、カナダの風土から生まれた名産品を多くの方々にPRすることができました。中でも、収穫期の一番はじめに採れる「一番搾り」のメイプルシロップは、大変希少であることから、多くの来場者の注目を集めていました。
 なお、売上の10%の74,978円をアフガン難民支援のため、国連難民高等弁務官事務所に寄付いたしました。

「写真展の感想ノートのなかから」
●すばらしい風景のひと言です。アニメで見た風景が実写だとこうなんだあと、実際に島に行ったことがなくても感動いたしました。

●10代の時、アンと出会って以来、アンに勇気と元気をもらってきました。今もアンと友だちのつもり。いつかはアンの家にたずねていってみたいと思い続けて十数年。これらの写真をみているとアンの国にいっているみたいな幸せな気分にひたることができました。

●大好きな風景にたくさん出会え、心がほっとし、すっとしました。今年、実際その場所にたって、においや風など感じてみたいと強く思いました。

●写真に対する興味が深まりました。

●文明社会の代償として人間が失ってしまったものはあまりにも大きい。でも私の故郷に少し似ているこの写真、あれが憧れではなく当たり前になりますように・・・。

写真家・吉村和敏氏
プリンス・エドワード島に魅了され、島への渡航回数はこの14年間で70回以上を数えます。
Kaz-Home[吉村和敏氏のホームページ]
http://www.kaz-yoshimura.com/
●最新作品集好評発売中!
『光ふる郷 ~アトランティック・カナダの四季~』(幻冬舎)定価2,800円+税
カナダ東海岸のニューファンドランド州、プリンス・エドワード・アイランド州、ノバ・スコシア州、ニュー・ブランズウィック州が作品の舞台になっています。黄色や白の花々がどこまでも続く野原、オレンジ色の光につつまれる岬、夕空に映えるクリスマスのイルミネーション…。「カナダ始まりの地アトランティック・カナダ」の輝く風景が心に染みとおる写真集です。



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カナダツアーの思い出

東北日本カナダ協会 副会長 黒田四郎

 私は1996年10月5日から12日迄、東北日本カナダ協会の編成にかかるカナダツアーの団長として、36名の方々と一緒にカナダの西半分の地域を訪問した。私のカナダに見たものはとても素晴らしく、その内容と共にカナダの歴史、今後のカナダについて、『東北見聞録2』(八朔社出版)に述べた。ここでは紙数の関係からそれらについて述べる事は省略し、私がカナダツアーにおいて感動して作った短歌について述べてみたい。
 私は、私達のカナダツアーが7泊8日であったので、少なくとも7首は作りたいと思い、かつその作品が第三者のクリアーを経る事が必要と思って、河北歌壇に投稿して入選したものを選ぶ事とした。あれから約5年経ち、この程漸く7首となったので、以下に書いてみたい。


 私は短歌は、画であり、感動であると思っているが、この7首によって、5年前私と行動を共にされた方々が、その心の奥にしまわれている映像を思い浮べるよすがとして戴ければ幸せである。そしてこれ迄別途カナダにお行きになった方々及び今後カナダに行かれる方々の何かの参考になれば幸甚と思っている。


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9月26日、カナダ大使館付武官のブラウン大佐が、カナダ協会事務局をおとずれ、高屋事務局長と懇談をされました。

 ブラウン大佐は第二次世界大戦の戦闘中女川湾に墜落し戦死した、ハンプトン・グレー大尉の慰霊のため宮城を訪れたものです。

 大佐は「仙台は初めてですが、大変にぎやかな町で驚きました。今後も東北地方とカナダの交流を深めていきたい。」と述べられると、高屋事務局長は「女川町にはカナダのグレー大尉の慰霊碑がありますし、日本からカナダへの初期の移住者に東和町の方々がおられたのは有名な話です。今後ともカナダ協会の活動を通じて、カナダと日本の歴史を学びながら友好を深めていきたいと思います。」と答えました。

 昨年仙台に寄港したカナダ艦船の話題では、大佐が艦船の絵をご覧になりながら、かつて大佐も同じ画家による絵をプレゼントされたことがあるというエピソードを披露されるなど、懇談は和やかなムードに終始しました。

 

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