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去る3月2日から8日まで仙台市内のデパートでカナダの大自然を描く画家中嶋憲氏の個展が開催されました。
中島氏と「入魂 」の一作
 中島氏は1975年にカナダ取材旅行に出かけたのを皮切りに、1979年にはカナダ一周旅行をされるなど、幾度となくカナダを訪れ、キャンベル・リバー名誉市民、カナダ森林警備隊名誉隊員、カナダ北極探検隊名誉隊員の栄誉を受けるなどカナダとかかわりの深い方です。

 氏は1994年に当協会へ絵画を寄贈されるなど、当協会ともゆかりが深く、今回の個展についても協会として後援することといたしました。

 中島氏は、「これまで全国のカナダ協会に絵を寄贈してきましたが、それは私の絵をより多くの方々に見ていただきたいと考えているからです。私の絵をみて、カナダを訪れたことのない方には、その自然の美しさを、訪れた方には懐かしさを感じていただければ」と話していました。

熱心な美術ファンが多数来場
 会場には中嶋氏入魂の大作のほか、カナダの美しい自然を写実的なタッチで表現した多くの作品が展示され、平日にもかかわらずおとずれた美術ファンが熱心に作品に見入っていました。



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「極北のイヌイットアート展」仙台展開催のお知らせ

 8月11日より9月3日まで仙台市内のメディアテークにて「極北のイヌイットアート展」が開催されます。この「極北のイヌイットアート展」は、イヌイットの現代美術を代表する国際巡回展で、1989年6月、世界環境デーにあわせてニューョークの国連本部で開催されたのを皮切りに、これまでアメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジルなど6カ国、12会場で開催されているものです。

 日本では、1994年から東京、京都、神戸、札幌、広島、福岡、金沢、長野の8都市、12会場を巡回してきました。このたびの仙台展は仙台開府400年記念事業の公式プログラムの一つとして開催されます。

 

会場は「観る」「聞く」「触る」「体験」するという4つのコーナーからなる体験的展示会となっており、小学生から大人の方々まで楽しんで頂けるものと思います。詳細は、協会ホームページのイベントアンドトピックスにも掲載しております。

本展覧会には、当協会も全面的に協力することとしています。是非ご来場ください。



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「極北のイヌイットアート展」仙台展開催のお知らせ

「サプライズパーティ」 倉成 弘子さん

「サプライズパーティ」とは、パーティに招待された人には、事前に知らせずに当日驚かせる(サプライズ)趣向を凝らしたパーティのことです。


右から4人目が筆者
 5年間住んだニューヨークを去る時に、当時小学生だった次男の友達エリックの家で、お別れパーティをしてくれました。当日玄関を開けたとたんにカメラのフラッシュと息子の名前を書いた横断幕とクラッカーで、親しい友達が皆で出迎えてくれたのです。次男はエリックだけだと思っていたので、びっくりしていました。実は、事前にエリックのお母さんから電話があり、サプライズパーティをやるので仲良しの友達の名前を挙げてくれと云われたのでした。

 トロントを去る時には、親友宅で送別会がありました。当日行ってびっくり。大勢が集まっていて、倉成家の歴史という劇を披露してくれました。ちゃんと脚本が出来ており、芸達者な友人達がわが家族 4人に扮し、二人のなれ初めから結婚までのいきさつや、トロントでの日常生活のひとこまなどを、拡大解釈ぎみの少々オーバーな表現で面白おかしく演じてくれ、全員おなかを抱えて笑いました。特に妻(つまり、私)役を演じてくれたトロントの日系新聞の編集長は、濃い目の化粧、風船を入れた豊かなバストなど、本物の私とはかなりかけ離れた容姿でした。しかし話し方など私の特徴をとらえていてびっくりしました。事前にそれとなく我が家のことをいろいろ聞かれた事を後で思い出しました。

  昨年暮のカナダ協会クリスマスパーティのBINGOで、泉ロイヤルパークホテルの宿泊券が当たりました。夫は欠席したので、当たったことは知りません。彼の誕生日( 1月後半)にロイヤルパークホテルで食事をすることにしました。ホテルでは、偶然を装って友人夫婦が参加、これが第一のサプライズ。食事の後、友人がプレゼントを渡したいので一緒に来てくれないかと誘って客室に案内しました。彼らからの贈り物が枕元に置いてあり今晩はこの部屋に泊まるのよと云われて、またびっくり。これが第二のサプライズでした。ホテルのチェックイン受付の女性も、キーをこっそり渡してくれたり、どきどきしながら荷物を運んだりと協力してくれ、大成功のサプライズパーティでした。さて次はどんなサプライズパーティが待っているのでしょう —–。


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